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◇ 中庭ギャラリーのスケジュールです ◇ カフェスペースの壁面をギャラリーとしてご利用いただけます。 作品を発表したい方、どうぞお気軽にお問合せください。 詳しくはご利用案内をご覧下さい。 |
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★☆★--- Ｇａｌｌｅｒｙ ---☆★☆
◆ 2014年12月10日(水)〜12月22日(月)
森岡美喜 詩と写真展『Another Furoru』
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◆ 2014年12月10日(水)〜12月22日(月)★ 終了しました ★
森岡美喜 詩と写真展『Another Furoru』
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2013年1月〜12月の間、毎月一つのテーマに沿って詩人の川口晴美さんと
紺野ともさんが詩を書き、私が写真を撮る「Furoru」という小さな小さな
（それこそ当時80円切手で送ることが可能な）詩誌を三人で発行していました。
フロルベリチェリ社という社名でとても限られた部数しか発行していなかった、
今となってはお宝と言ってもいい手のひらサイズのかわいらしい詩誌です。
川口さんや紺野さんがどんな詩を書いているのか事前に打ち合わせることはなく
（彼女らも私がどんな写真を撮っているかは一切知ることなく）できあがった
ものが面白い化学反応を起こすような写真と詩の出会いになることを願って
毎月シャッターを押し続けました。その数、多いときでひと月に500枚、
少ないときで1枚。平均すると月に100〜200枚くらいだったでしょうか。
難しいのは「撮る」ことそのものよりも、撮った中から「選ぶ」ことだったかも
しれません。
何しろたった一枚なのですから。
ーこれもいい、あれもいい。いや、これだと普通かな。でもこれだと冒険し過ぎ？
毎月、締切のギリギリまで葛藤は続きました。
考えに考えて、これだ！と思って選んでも、果たしてその選択でよかったのだろうかと
後々悩むことが往々にしてありました。
あのとき、あちらでなくこちらを選んでいたら。
選択に関する葛藤は、まるで人生と同じです。
きっとどちらを選んでも後悔し、どちらを選んでも満足したのでしょう。
そんな気持ちからふと思いついたのが、もうひとつのFuroru。
『Another Furoru』です。
幸運にも当時の「Furoru」を直に手に取る機会に恵まれた方の中にも
自分だったらこのテーマでこんな詩を書いてみたいな、こんな写真を撮りたいな、
と思われた方がいらしたのではないでしょうか。
誰の心の中にもきっと存在したに違いないもうひとつのFuroru。
そんな私の中の『Another Furoru』とあなたの中の『Another Furoru』に
出会いたくて、今回の展示を試みることにしました。
実際の「Furoru」では私は詩は書かずに写真のみで参加していたのですが、
今回の展示では数編の詩も展示します。もし私が詩でも参加していたら。
という、これも「もうひとつのFuroru」。
もちろん、この展示で初めて「Furoru」に出会われる方も多くいらっしゃることでしょう。
稀少ではありますが、会場に当時のバックナンバーを置かせていただきますので、
どうぞ手に取ってご覧ください。
あなたの中の『Another Furoru』を見つけていただくことができたなら、
展示者として心からうれしく思います。
2014年12月 森岡美喜
なるちゃんの可愛いイラストの作品をを販売中です。
ポストカードやシール、お花のコサージュ などなど♪
どうぞお手にとってご覧下さい！